ブログ・施工事例サッシ屋2代目の徒然日記
玄関ドアの調整
アパートの玄関ドアの調子が悪い。
と問い合わせをいただき、対応してきました。
玄関ドアのドアクローザから油が漏れて全く機能しなくなっていました。
このドアクローザは玄関ドアがバタン!としまらないように油圧でゆーーっくりと閉めるためのもの。
ここまで油が漏れてしまっているのはあまりありません。
こんな状態までなってたら交換するしかないです。
新しいドアクローザを取り寄せて交換しました。
取り付け時間は15分程度。 価格は工賃込みで約15,000円です。
玄関ドアの調子が悪い原因は多くがこのドアクローザの不調です。
ドアが閉まるのが早過ぎて大きな音がする場合などまず交換する前にお客様ご自身でも調整は簡単ですのでご紹介します。
ドアクローザ本体の真横(蝶番側)に調整ネジが付いています。
このネジをドライバーで少しずつまわしてやることで速さの調整ができます。
①と②という刻印がありますのでご確認を。
①はドアが全開状態から閉まってしまう直前までの範囲
②はドアが完全に閉まるまでの範囲
調整ネジを回す時は4分の1周ずつ回してはドアの動きを確認してください。
非常に微妙なさじ加減が必要です。
ドアクローザは各家庭での使い方によって耐用年数がかなり変わってきます。
何十年も使い続けても大丈夫な場合もあれば1年で油がにじんできたり様々。
風で煽られたり、子供さんが急な開け閉めをしたり・・・
急激なドアの開閉が一番こたえますのでご注意ください。