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【マドリモvsリプラス】プロが本音で比較!窓交換リフォームどっち選ぶ?

窓を替えてくらしを変える。熊本と福岡で窓リフォームを行っているフクシマ建材の福嶋智和です。
季節の変わり目、朝晩の冷え込みでお困りの方もいらっしゃると思います。または窓が古くなってきたのでそろそろ交換したいなぁと考えておられる方も多いのではないでしょうか。
お客様からリフォームのご相談をいただく中で、本当によく聞かれる質問があります。
「YKK APのマドリモと、LIXILのリプラス。ぶっちゃけ、どっちがいいんですか?」
これ、悩みますよね。カタログを見ても似たようなことが書いてあるし、性能値を見てもピンとこない。 今日は、カタログのスペックだけではなく、フクシマ建材が現場で見て、触れて、感じてきた本音でお話しします。
忖度なしのガチンコ比較、ぜひ最後までお付き合いください!

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1.目次
2.そもそも「カバー工法」って何?
3.見た目の「リプラス」vs 断熱の「マドリモ」
4.【実録】同じ家で比較!結露の発生状況を暴露します
5.熊本・九州エリアなら「リプラス」推しの理由
6.失敗しない選び方の基準
7.よくある質問(FAQ)
8.まとめ

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1.そもそも「カバー工法」って何?


比較に入る前に、今の窓リフォームの主流である「カバー工法」について少しだけ解説させてください。
昔の窓交換といえば、壁を壊して、大工さんや左官さん、塗装屋さんなど、たくさんの職人さんが何日もかけて行う大工事でした。費用も時間もかかり、お客様の負担も大きかったんです。

そういったわけで、リフォームといえば窓を交換することはあんまりなくて、お風呂とかキッチンとかトイレとか、そういった内装や水回りの交換であったり、あとは外壁塗装を行ったり、屋根を張り替えたり。外装だけを工事するのか、内装だけを工事するのか。そういった工事が主流となっています。
カバー工法とは、今ある窓枠の上から、新しい窓枠をパカッと被せる(カバーする)工法のこと。壁を壊さず、たった1日で工事が完了します。
「行ってきます」と出かけて、帰ってきたら窓が新品になっている。そんな魔法のようなリフォームなんです。
ただし、この工法にはひとつだけ構造的なデメリットがあります。 それは、「窓が少し小さくなる」ということ。

古い枠の中に新しい枠を入れるので、どうしても開口部が一回り狭くなってしまうんです。
ここが今回の比較の重要なポイントになります。

 

2.見た目の「リプラス」vs 断熱の「マドリモ」


では、本題に入ります。YKK APの「マドリモ」とLIXILの「リプラス」、どちらも素晴らしい商品ですが、設計思想に明確な違いがあります。

🪟LIXIL「リプラス」の特徴
リプラスは、室外側にアルミ、室内側に樹脂を使った「アルミと樹脂のハイブリッド構造」です。 アルミは樹脂よりも強度があるため、フレーム(枠)を細く作ることができます。 つまり、「窓が小さくなる」というカバー工法のデメリットを最小限に抑えられるんです。視界が広く、見た目がスッキリしてスタイリッシュ。これがリプラスの最大の武器です。

 

🪟YKK AP「マドリモ」の特徴
対するマドリモは、枠がすべて「樹脂製」です。 樹脂はアルミに比べ、熱を1000分の1しか通さないというぐらいの断熱性能ですが、強度を出すためにどうしてもフレームが分厚くなってしまいます。 リプラスに比べると、ガラス面が少し狭くなり、見た目のゴツさが目立つことがあります。その代わり、断熱性能に関しては文句なしのトップクラスです。

 

以下の写真はYKK APのカタログに載っている樹脂窓とアルミ樹脂複合窓の違いです。サッシの部分の太さが樹脂窓の方がやや大きいことがお分かりいただけるでしょうか。

 

カバー工法で窓を交換する場合、例えばリビングのような大きな窓であれば、多少小さくなっても影響は少ないかもしれません。
しかし、洗面所やトイレなど、もともと小さい窓にカバー工法を適用すると、窓の面積が大幅に狭くなります。これは採光や風通しの面で大きな影響が出るため、注意が必要です。

 

3.【実録】同じお家で比較!結露の発生状況を暴露します


「じゃあ、どっちを選べばいいの?」

その答えのヒントになる、あるお客様の事例をご紹介します。
以前、あるお宅でマドリモとリプラスを場所によって使い分けて施工させていただきました。すべて最高グレードのトリプルガラス仕様です。

<施工条件>
①勝手口ドア:LIXIL リプラス(アルミ樹脂ハイブリッド・高断熱仕様)
②キッチンの窓(勝手口のすぐ横):YKK AP マドリモ(オール樹脂)
③1階トイレ:LIXIL リプラス(アルミ樹脂ハイブリッド)

<衝撃の結果>
冬のある寒い日の朝、お客様から「勝手口の結露がすごいから見てほしい」とご連絡をいただき、すぐに駆けつけました。そこで見たのは、メーカーのカタログにはなかなか載っていないリアルな現実でした。

 

これはLIXILのリフォーム勝手口 リシェントの高断熱勝手口

【勝手口(リプラス)】 枠の樹脂部分に、びっしりと結露が付いていました。いくら高断熱仕様でも、やはりアルミ部分から外の冷気を伝えてしまいます。アルミの冷たさに引っ張られて樹脂の部分も結露が結構発生していました。

それに比べると・・・
【キッチンの窓(マドリモ)】
勝手口のすぐ隣にあるにも関わらず、結露は一切なし!
樹脂の断熱性の凄さをまざまざと見せつけられました。
(室内側の写真はプライバシーへの配慮から掲載はできませんでした)

【1階トイレ(リプラス)】
こちらもリプラス(アルミ樹脂複合のハイブリッド)ですが、結露はゼロでした。キッチンに比べて室温や湿度が低かったため、ハイブリッドの性能でも十分に対応できていたと思われます。

お客様も快くこの事例を伝えて良いと言ってくださったので紹介ができています。
オール樹脂である「マドリモ」の断熱性は圧倒的ですが、室温や湿度によってはアルミ樹脂複合の「リプラス」でも十分結露は防げるということが改めて確認できました。

 

4.熊本・九州エリアなら「リプラス」推しの理由


こういった経験やこれまでの事例、また自宅にう取り付けたリプラスとマドリモを比較しての結論!
正直に言います。 北海道や東北のような極寒地であれば、私は迷わずオール樹脂である「マドリモ」をおすすめします。命に関わる寒さですから、断熱性能が最優先です。

しかし、ここ熊本や福岡、九州エリアであればどうでしょうか?
私の個人的な見解としては、LIXILのアルミ樹脂複合である「リプラス」を推しています。

理由は「バランスの良さ」です。 九州の冬であれば、ハイブリッド窓の断熱性能で十分「合格点」が出せます。過剰に枠を分厚くして窓を狭くするよりも、「見た目の美しさ」「明るさ」「使い勝手」を重視したほうが、毎日の生活満足度は高いんじゃないかと思います。
車で例えるなら、ベンツとBMWの違いみたいなものです。どちらも高性能で素晴らしい車です。
「走りにこだわるなら◯◯◯」
「デザインで選ぶなら◯◯◯」
それぞれにこだわりがあるので、選ぶ方の好みだったり、感性によって選択は変わるだろうと思います。
どちらを選んでも「失敗した!」とはなりません。ただ、その微差の中で「断熱性能とデザインとのバランス」を取るならリプラスかな、というのが私の本音です。

 

5.失敗しない選び方の基準


とはいえ、全ての条件でリプラスがいいというふうにお勧めすることはありません。目的と部屋に合わせて使い分けるのがプロのやり方です。以下の基準を参考にしてみてください。

マドリモ(YKK AP)がおすすめな人・場所
✅北側の寝室:とにかく寒い、朝起きるのが辛い場所。
✅結露を撲滅したい:カビやダニのアレルギーが心配な方。
✅断熱性能オタク:数値にこだわり、最高スペックを求めたい方。

リプラス(LIXIL)がおすすめな人・場所
✅リビング:家族が集まる場所だから、見た目をスッキリさせたい。
✅窓からの景色を大切にしたい:枠で視界を遮りたくない。
✅今の窓の大きさをキープしたい:カバー工法でのサイズダウンを最小限にしたい。

弊社では、基本は「リプラス」を軸に提案し、特に寒さが厳しい部屋や結露がひどい場所だけ「マドリモ」にする、といったプランでも見積もりを作成します。メーカーを混ぜても違和感がないよう、色はしっかり合わせますのでご安心ください。

 

6.よくある質問(FAQ)


Q1. 違うメーカーの窓を混ぜて設置しても変じゃないですか?
💁🏻‍♂️問題ありません。サッシの色(ホワイトやブラウンなど)を似た色で合わせれば、プロが見てもパッと見では気づかないレベルです。隣り合った窓であれば違いがわかるかもしれませんが、部屋が別であれば違いに気づく人はほとんどいないはずです。

Q2. 内窓(二重窓)とカバー工法、どっちがいいですか?
💁🏻‍♂️費用を抑えて断熱したいなら「内窓」がコスパ最強です。ただ、窓を2回開け閉めするのが面倒な方や、今の窓が古くて動きが悪い場合は「カバー工法(窓交換)」がおすすめです。

 

7.まとめ:窓は世界とつながるフレーム


窓は、単なる「明かり取り」や「換気口」ではありません。 家の中から外の世界を見たり出入りするための大切な「つながり」です。
断熱性能はもちろん大切です。冬暖かく、夏涼しい家は健康を守ります。でも、それと同じくらい「デザイン」や「見た目の美しさ」も、毎日を豊かにする機能だと私は思っています。
フクシマ建材では、お客様のライフスタイルや、お住まいの地域の気候に合わせて、メーカーの垣根を超えた最適なご提案をさせていただきます。
「ウチの場合はどっちがいいの?」 そう思ったら、まずは窓の写真を撮ってLINEで送ってください。私が直接、診断させていただきます。
窓を替えて、くらしを変えましょう。 あなたからのご相談、心よりお待ちしています。

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