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キッチンの足元が寒い!勝手口の断熱リフォーム最強の3選を解説

こんにちは!熊本県と福岡県を中心に九州エリアで「窓を替えてくらしを変える」お手伝いをしている、フクシマ建材(株)の代表・福嶋智和です。
毎日のお料理、本当にお疲れ様です。 冬のキッチンに立つと、足元から冷気が這い上がってくるような寒さを感じませんか。
「暖房をつけても、足先が冷えて痛い」 「勝手口のそばに行くと、冷蔵庫の中にいるみたい」
そんなお悩みを抱えて、厚手の靴下を重ね履きしている奥様も多いことでしょう。 実は、その寒さの犯人は、多くの場合「勝手口のドア」にあります。
キッチンは換気扇を回すため空気が動きますし、勝手口は家の中で「もっとも熱が逃げやすい大穴」になっているケースが非常に多いのです。
今回は、窓とドアのプロである私が、キッチンの寒さを解消するための3つのリフォーム方法を、本音のメリット・デメリットを交えて解説します。

 

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目次
1.なぜキッチンはこんなに寒いの?勝手口の「アルミ」が原因です
2.方法①:ガラスだけ交換(真空ガラス スペーシア)
3.方法②:内窓(二重窓)を取り付ける
4.方法③:勝手口ドアごと交換(カバー工法)【イチオシ】
5.【施工事例】菊池市・K様邸の劇的ビフォーアフター
6.勝手口リフォームのデメリットと、プロが教える対策
7.よくある質問(FAQ)
8.まとめ:我慢はやめて、暖かいキッチンを取り戻しましょう

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1.なぜキッチンはこんなに寒いの?勝手口の「アルミ」が原因です


「暖房をつけているのに、なぜか寒い」 この現象、サーモグラフィーで見ると一目瞭然の結果が出ます。 勝手口のドア全体が真っ青(低温)になっているのです。

日本の住宅、特に少し前に建てられたお家の勝手口は、その多くが「アルミ製」です。 アルミは軽くて丈夫な素晴らしい素材ですが、熱を伝える性質がものすごく高い。 冬場は外の冷気をダイレクトに室内に引き込み、まるで「巨大な氷の板」がキッチンに置いてあるような状態になってしまいます。
さらに、ガラスが1枚(単板ガラス)だと、そこからも熱がどんどん逃げていきます。 冬の朝、勝手口のドアが結露でビチャビチャになっていませんか。 あれは、ドア自体が外気と同じくらい冷え切っている動かぬ証拠です。
「暖房で暖める」前に「熱の逃げ道を塞ぐ」。 これが快適なキッチンへの一番の近道です。

バケツから水が抜けている場合、まずは穴を防ぎたいものです。寒さ対策でも同様が良いと考えています。
では順に対策方法をみていきましょう。

 

2.方法①:ガラスだけ交換(真空ガラス スペーシア)


まず一つ目の方法は、ドアの枠はそのまま利用し、ガラスだけを超高性能なものに入れ替える方法です。 ここで私が自信を持っておすすめするのが、「真空ガラス スペーシア」です。
魔法瓶と同じ真空層を持ったガラスで、薄いのに断熱性能は一枚ガラスの約6倍もあります。

下の写真は断熱性能を実験したものです。
ガラスの裏面にコールドスプレーを噴射して1分後の比較です。ガラスの表面の温度を計測しました。
1枚ガラスは7.9℃
スペーシアクールは18.4℃

メリット
✅工事が早い: ガラスを入れ替えるだけなので、数時間で終わります。
✅ガラス面の結露が減る: ガラス部分は冷たくならないので、表面の結露が劇的に減ります。

デメリット(プロの本音)
☑️枠の結露は止まらない: ここが最大の弱点です。ガラスは高性能になっても、アルミの枠(フレーム)はそのままです。枠部分は相変わらず冷たく、結露も残ります。
☑️体感効果が限定的: ドア全体から伝わる冷気を完全にシャットアウトするのは難しい場合があります。

費用の目安 勝手口ガラス交換(スペーシア):約5万円〜7万円 ※サイズやガラスの種類によります。
「予算を抑えて、ガラス面の結露だけでもどうにかしたい」という方には良い選択肢ですが、寒さ対策としては少し物足りなさが残るかもしれません。

 

3.方法②:内窓(二重窓)を取り付ける


二つ目は、今ある勝手口ドアの内側(室内側)にもう一つ、樹脂製の窓(内窓)を取り付ける方法です。 通常、窓の断熱対策としては内窓が「コスパ最強」と言われますが、勝手口に関しては少し事情が違います。

 

メリット
✅断熱性能が非常に高い: 樹脂サッシと空気の層で、寒さを強力に防ぎます。

デメリット(ここが重要!)
☑️出入りが面倒:ゴミ出しなどで外に出る際、2回ドアを開け閉めしなければなりません。
☑️春や秋など気候が良い時に換気する時、室内側にドアを開けるので冷蔵庫に干渉したり、キッチンでの料理がやりにくくなります。
☑️ドアクローザーが邪魔:勝手口の上部には、ドアを自動で閉める「ドアクローザー」というものが付いています。内窓を付けるには、これを避けるために「ふかし枠」という部材で、窓枠を室内側に大きく出っ張らせる必要があります。またはいっその事、このドアクローザーを取り外してしまって、木枠(額縁)の中に内窓を設置してしまうという方法もあります。

☑️キッチンの引き出しと干渉する:ふかし枠が室内側に出っ張ることで、近くのシステムキッチンの引き出しが開かなくなる可能性が高くなります。実際のキッチンの写真です。現在、勝手口の木枠スレスレにキッチンの棚が開くようになっています。ここにふかし枠を設置すると、棚が開かなくなってしまいます。

費用の目安 勝手口への内窓設置:約8万円〜15万円 ※ふかし枠などのオプション部材費によります。
内窓は素晴らしい商品ですが、勝手口に関してはこの「使い勝手の悪さ」があるため、現場の状況をよく確認しなければなりません。

 

4.方法③:勝手口ドアごと交換(カバー工法)【イチオシ】


私が最もおすすめするのが、この「ドアごとの交換」です。 壁を壊さず、今ある枠の上に新しい枠を被せる「カバー工法」なら、たった1日で工事が完了します。 フクシマ建材が得意とする工事の一つです。

 

最新の断熱ドア(採風タイプ)のすごさ 今のリフォーム用勝手口ドア(LIXILのリシェントやYKK APのドアリモなど)は、昔のものとは性能が段違いです。

 ① 断熱構造: ドアの半分、室内側が樹脂製になっておりアルミ比べて熱を1000分の1しか伝えません。枠も熱を伝えにくい構造になっています。アルミと樹脂の複合構造などが主流です。
 ② 鍵をかけたまま換気: ドアの鍵を閉めた状態で、ガラス部分だけを上下にスライドさせて風を通せます。網戸もついているので、虫の侵入も防ぎながら、ジメジメや料理の匂いを換気できます。
 ③ 防犯性アップ: 2つの鍵(2ロック)が標準で、泥棒に狙われにくい構造です。また、外鍵無しを選択することもできるようになり、外からピッキングでの侵入が不可能となっています。 (室内側のツマミはあります)

施工の流れ(カバー工法)
 ⑴ 今あるドア本体を外します。
 ⑵ 残った古い枠の上に、新しい断熱枠を被せて固定します。
 ⑶ 隙間を断熱材やコーキングでしっかり埋めます。
 ⑷ 新しいドアを吊り込みます。
 ⑸ 室内外のカバーをしっかりと取り付けて完了!
朝から工事を始めれば、夕飯の支度をする頃には「暖かい新しい勝手口」になっています。

費用の目安: 断熱通風(採風)ドア交換 工事費込 :約25万円〜35万円
※サイズ、仕様、選択するガラスによります。
※国の補助金(先進的窓リノベ事業など)を活用すると、ここから一定の補助額をもらえる可能性があります。

 

5.【施工事例】菊池市・K様邸の劇的ビフォーアフター


ここで、実際にフクシマ建材で施工させていただいた事例をご紹介します。 菊池市にお住まいのK様より、「台所がとにかく寒くて、冬の料理が苦痛」とのご相談をいただきました。


(昔ながらのアルミ製勝手口。ガラス面も大きく、ここから冷気が入り込んでいました)

<条件と課題>
 ・築30年の木造住宅。
 ・勝手口は西向きで、冬は北風も当たりやすい位置。
 ・枠ごとの交換は大掛かりになるため避けたい。

<作業内容>
壁を壊さない「カバー工法」をご提案しました。商品はLIXILの「リシェント勝手口ドア」。断熱仕様で、かつ夏場も涼しく過ごせるように「採風タイプ」を選択。水平・垂直を慎重に見ながら、古い枠の上に新しい枠を取り付けていきました。

<結果:K様の声>
「工事が終わったその日の晩から、全然違いました!足元のスースーする感じがなくなって、朝起きた時のキッチンの寒さが和らぎました。鍵をかけたまま換気できるのも便利で、もっと早くやればよかったです。」

(完成!断熱性能も格段にアップしました)

 

6.勝手口リフォームのデメリットと、プロが教える対策


良いことばかりお伝えしてもフェアではありません。 リフォームには必ずデメリットも存在します。それをどう解決するかがプロの腕の見せ所です。
☑️デメリット:開口部が少し狭くなる。カバー工法は、今ある枠の中に新しい枠を入れるため、通り抜ける幅が左右で数センチずつ(合計約5cm程度)狭くなります。

【プロの対策】 元々の勝手口は幅が広いことが多いため、数センチ狭くなっても、ゴミ出しや人の出入りにはほとんど影響しません。事前に「これくらいの幅になります」とメジャーを当ててご説明し、納得いただいてからご提案します。

 

7.よくある質問(FAQ)


Q1. 工事の間、キッチンは使えなくなりますか?
⇒いいえ、基本的にキッチンはお使いいただけます。 工事は勝手口周辺だけで行いますので、水道やガスには影響ありません。 ただ、木屑やホコリが飛ばないように養生はしますが、念のため食材や食器などは少し離しておいていただけると助かります。

Q2. 勝手口のドア交換、日数はどれくらいかかりますか?
⇒「カバー工法」であれば、基本的に1日で完了します。 朝9時頃からスタートして、夕方16時頃には終わることがほとんどです。 何日も職人が出入りすることはありませんので、ご負担は少ないはずです。

Q3. 網戸はついていますか?
⇒はい、おすすめしている「採風タイプ」の勝手口ドアには、標準で網戸が組み込まれています。 ガラス部分をスライドさせて風を通しても、虫が入ってくる心配はありません。 基本的に外に格子がついているので、戸締まりをしたまま換気する事ができます。(外出される時には換気のための窓は閉めて施錠をしてください)

 

8.まとめ:我慢はやめて、暖かいキッチンを取り戻しましょう


キッチンの寒さは、毎日料理をする方にとって本当に大きなストレスです。 「古い家だから仕方ない」「私が厚着をすればいい」と諦めていませんか。
窓やドアといった「開口部」の断熱性能を上げるだけで、家の快適さは驚くほど変わります。 まるで魔法瓶のように、暖房の熱を逃がさない空間を作ることができるのです。
 ・予算重視なら: ガラス交換(ただし枠の結露は残る)
 ・断熱重視だが使い勝手を犠牲にできるなら: 内窓
 ・断熱・使い勝手・換気すべて叶えるなら: ドア交換(カバー工法)
私たちフクシマ建材は、お客様のキッチンの状況やご予算に合わせて、最適なプランを正直にご提案します。 無理な営業は一切いたしません。 「ちょっと相談してみようかな」という軽い気持ちで構いませんので、まずはお家の「寒さの悩み」をお聞かせください。

窓やドアが変われば、毎日の暮らしがもっと笑顔になりますよ。

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