ブログ・施工事例サッシ屋2代目の徒然日記
西日で部屋がサウナ状態に。窓の外で熱を止めるシェード設置のすすめ
窓を替えてくらしを変える。
熊本と福岡で窓リフォームを行っているフクシマ建材の福嶋智和です。

5月も中旬になり、夕方になると西側の部屋がじわじわと暑くなってきました。
熊本も福岡も、これからが夏本番に向けた助走の時期です。
去年の夏に西日でつらい思いをされた方は、そろそろ動き出していいタイミングではないでしょうか。
家の中に熱が入ってくるのは、主に窓が原因です。約70%が窓(開口部)から侵入してくるというデータがあります。

夕方のリビングがサウナのように暑い。
遮光カーテンを閉めても、ガラスにフィルムを貼っても、エアコンの効きがいまひとつ。
こういったご相談は、毎年この時期から急に増えてきます。
内窓を設置して二重窓にするのも有効な対策の一つではありますが、内窓自体が熱で変形してしまうことも実はあるんです。外窓と内窓の間の空気層は熱がせき止められてかなりの高温となります。

実は窓の暑さ対策は、室内側で何をやっても限界があります。
プロとして本気でおすすめしたいのは、窓の外で熱を止めるシェードの設置です。
今日はその理由と、夏が本番を迎える前の今こそ動いていただきたい理由をお伝えします。
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目次
1. なぜ室内側の対策では暑さが消えないのか
2. 窓の外で熱を止めるという発想
3. 外付けシェードの主役 ― スタイルシェードとアウターシェード
4. シェードのデメリットと注意点
5. 内窓と組み合わせれば一年中快適に
6. 施工事例
7. よくある質問
8. まとめ
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1. なぜ室内側の対策では暑さが消えないのか
太陽の熱が部屋を暑くする仕組みは、思っている以上にシンプルです。
窓ガラスを熱が通り抜けて、室内の床や壁、家具に蓄積されていきます。
ガラスを通過した時点で、熱はすでに部屋の中にあります。
フクシマ建材の事務所やショールームでは、内窓と外窓の間に温度計を置いてます。

5月のこの時期、外窓と内窓の間の空気層は60℃を超えます。
この機械は60℃までしか計測できないので、60℃以上という表現になってしまいますがご了承ください。

遮光カーテンもブラインドも内窓も、すべて外窓の内側で熱を受け止める対策です。
お湯を浴槽に入れたあとでフタをしているようなもので、すでに入った熱は外には逃げてくれません。
だから、根本的に部屋を涼しくしたいなら、熱が窓を通る前に外で止める必要があります。
ここを取り違えると、いくらお金をかけても効果が薄いという結果になりがちです。

2. 窓の外で熱を止めるという発想
窓の外に取り付ける日よけのことを、外付けシェードと呼びます。
スクリーン状の生地を窓の外側に下ろして使うタイプで、強い日差しを窓ガラスの手前でカットしてくれます。
フクシマ建材(株)では主に2つのメーカーの商品を取り扱っています。


データ上は、外付けシェードを使うだけで日射熱を約80%をカットできるとされています。

実際の施工現場でも、シェードを下ろした瞬間に窓辺の体感温度がはっきり変わります。
窓のすぐそばに立っても、もわっとした熱気を感じません。
ある程度の目隠しにもなるので、プライバシーを確保する事もできます。
右・閉めた状態
左・開けた状態

3. 外付けシェードの主役 ― スタイルシェードとアウターシェード
フクシマ建材で取り扱う外付けシェードは2種類です。
LIXILのスタイルシェードと、YKK APのアウターシェードです。
正直に申し上げると、どちらを選んでも遮熱性能に大きな差はありません。
窓のサイズや外壁との相性、デザインの好みで決めていただいて問題ない範囲です。
お見積りの際に現地で窓を確認したうえで、合うほうをご提案しています。
室内から見た外の景色の変化
こちらは閉める前の風景

こちらは閉めた後です。
LIXIL スタイルシェード

4. シェードのデメリットと注意点
正直にデメリットもお伝えします。
・残念ながら、先進的窓リノベ2026の補助金対象外
・強風が来る前には巻き上げる必要がある(バタバタうるさい&壊れるのを防ぐため)
・断熱性能の向上には役立たない(あくまで遮熱が目的です)
・マンションは管理規約で外壁への取り付けが禁止されているケースが多い
特に補助金の対象外という点は誤解されやすいので、念のため触れておきます。
夏の遮熱対策で補助金を使いたい場合は、内窓に遮蔽型のLow-Eペアガラスを入れる方法が王道になります。内窓とセットでシェードを取り付ける事を特にオススメします。
ただ、補助金が出ないとしても、3万〜5万円で10年以上使えて、夏の電気代がはっきり下がるなら投資効果は十分です。
エアコンの電気代を毎年数万円払い続けるのか、一度のリフォームで楽になるのか、という比較で考えていただくと判断がしやすいと思います。
5. 内窓と組み合わせれば一年中快適に
シェードだけでも夏の暑さは劇的に変わりますが、内窓を組み合わせるとさらに次元が変わります。
内窓を入れて二重窓にすると、空気層ができて熱が伝わりにくくなります。
夏は遮熱、冬は断熱、季節を問わず室温が安定し、防音効果まで得られます。
組み合わせの費用感は次のとおりです。
・外付けシェード1箇所:30,000〜50,000円(補助金対象外)
・内窓 中サイズ・遮蔽型Low-E:約80,000円、補助金を引いて実質30,000円前後
・シェード+内窓のセット:約110,000~130,000円、補助金を引いて実質約50,000~80,000円
夏の遮熱と冬の断熱を一度の工事で済ませられるので、シェードと内窓のセットは費用対効果が高い組み合わせです。
6. 施工事例 ― 南向きの出窓の暑さをカット
熊本市内の戸建てにお住まいのお客様からのご依頼。
出窓のガラスはスペーシアを入れており、冬の断熱性能は十分満足されていましたが、夏の日差しをどうにかしたいとお悩みでした。
出窓の枠に、シェードを取り付ける金具を取り付けて設置することができました。
工事は室内から行うことができたので、足場の設置などは不要でした。

7. よくある質問
Q1. 遮熱フィルムと外付けシェード、どちらを先にやるべきでしょうか。
⇒迷ったらシェードを優先してください。
遮熱フィルムは手軽で価格も抑えられますが、効果の上限が決まっています。
窓の外で熱を止めるシェードのほうが、夏の体感温度に与えるインパクトが圧倒的に大きいです。
予算をフィルム代に使うなら、もう少し足してシェードを選んだほうが満足度は高くなります。
Q2. 外付けシェードはマンションでも付けられますか。
⇒正直にお伝えすると、ほとんどのマンションで難しいのが現実です。
外壁は共用部の扱いになるため、管理規約で外壁への取り付けが禁止されているケースが大半です。
マンションにお住まいの方は、内窓に遮蔽型のLow-Eペアガラスを入れる方法が最有力の選択肢になります。
内窓は専有部に収まるので、規約の制限を受けずに設置できます。
Q3. 取り付け工事にはどれくらい時間がかかりますか。
⇒1箇所あたりおおよそ1時間です。
窓を外したり大きな養生を組んだりする必要はなく、足場も基本不要なので、半日あれば数箇所をまとめて施工できます。
ご自宅にいていただく必要はありますが、騒音や粉塵もほとんど発生しません。
8. まとめ
夏の暑さ対策は、窓の外で止めるのが基本です。
室内側の遮光カーテンやフィルムは補助としては有効ですが、根本対策にはなりません。
まずは外付けシェードという商品があることを知っていただきたいと思います。
スタイルシェードもアウターシェードも、1箇所30,000〜50,000円で取り付けられて、10年以上使えます。毎年の電気代と引き換えに考えれば、十分に元が取れる投資です。
さらに内窓と組み合わせれば、夏も冬も快適な部屋になります。
夏に入ってからのご依頼は、メーカーへの発注が集中して、納期が遅くなることが往々にしてあります。ゴールデンウィーク明けの今が、現地調査と施工の段取りを進める一番いいタイミングです。
お客様の窓の方角、サイズ、外壁の素材を見たうえで、最適な組み合わせをご提案します。
窓を替えてくらしを変える。
フクシマ建材では、LINE・お電話・来店でのご相談を無料で受け付けています。
西日で困っているのですが、どうしたらいいですか?
そのひと言から、ぜひ始めてみてください。
現地調査・お見積りも無料で対応しています。
熊本県菊池市を中心に、熊本市・福岡市・久留米市など九州全域で施工実績があります。
フクシマ建材 代表 福嶋智和
熊本県菊池市/窓リフォーム専門
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